ACM で Contact Pointｓ などを、ビジュアル化

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００９年６月
　　

ツール名　Aircraft Container Manager

　　このツールは、aircraft.cfg の　諸元を画像を見ながら編集ができます。
　特に contact pointｓ の設定は、数字の羅列で順番と値を間違えると、
　FS上で自爆してしまいますので、大変に便利なツールです。
　ネットで５０ドル以下で購入しました覚えがあります。

　　FS２００４に対応しています。　　CFS2では、FS2004にフォルダーをコピーすると
　編集が出来ますがこの場合、編集された aircraft.cfg から数値のみを読み出して
　元のファイルに書き入れたほうが、互換性が保て安心です。

　　FSXには対応していませんが、FS2004風の aricaft.cfg を作成して上記のCFS2の
　手順で読み込ませれば、数値だけは確保できます。

　　このツールは、現在販売されていないようです。　　残念です。
　どこかに同様なツールが有ると思いますので、検索してみてください。

　以下に赤とんぼの編集画面を掲載します。

　Side View 画面


　　Contact point や CoG や main Gear/Tail Gear の位置や直径 が
　　表示されています。
　　現在、設定中のポイントがハイライトされます。
　　（この画面の場合 l_gear で黄色です。）
　　設定値を変更すると、位置が移動します。

　Front View 画面


　　翼端の Scrape point が表示されています。　また、l_gear のcontact point
　が、ハイライトしています。

　他に、Top view と 3D view があります。

　mdl フォルダーに、いくつもの *.mdl ファイルが有る場合は、最新のファイルを
　読み込む仕様になっています。

ツール名　Air Wrench

　　同様なツールに Air Wrench があります。
　このツールは、元々　*.air を編集するソフトですが、最近のバージョンは
　aircraft.cfg も読み込んで contact points も編集できます。
　最新バージョンは Ver　1.01.79 です。　
　オンラインでの購入で、価格は＄２０．００(ＵＳ）です。

　ＦＳ２００４・FSX・ＣＦＳ２・ＣＦＳ３の現行ＦＳが編集可能です。


　以下がそのcontact points の編集画面です。　

　
　gear の compression が表示できます。

　

以下は、Side View 画面の表示です。　


　機体Blance も視覚化できます。
　垂直尾翼が相当面積で表示されています。

　　他に Top 画面もあります。　主翼・水平尾翼が相当面積で表示されます。
　これにより、翼面積等が誤って設定されても直ちに判明します。
  このツールは、Ｆlight Ｄinamics の高度な設定が可能です。　ただし、相当な
　知識を要求されます。　必要に応じて部分的に設定値を得るほうが良いでしょう。

　　念のため、申しあげておきますが、*.air と aircraft.cfg の二つのファイルが
　ＦＳの飛行特性(ＦＤ）を決定します。　画面で見る機体は虚像で、実態はこの
　二つのファイルの諸元が飛行特性を左右します。　釈迦に説法でした。
　

　以上の２つのツールは、そしがやおおくら氏にご紹介をいただきました。　感謝。

　　ツール名 Aircraft Airfile Manager

     フリーソフトです。　Air ファイルを編集します。
　　最新版は、FSX に対応しています。　図表を使って、右クリックでパラメーターを
　　移動できるので、AirEd よりも分かりやすく確実です。
　　右上に各エントリーの簡単な説明がありますので、理解の補助となります。
　　また、aircraft.cfg で定義されていてFS2004やFSXでは無用となったエントリー
　　は、編集できないようになっていて、無駄の設定をしなくて良いようになっています。
　　使えます。

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