２．Pivot の移動
left Viewです。
1) Object A (小立方体) の Pivot を、中心に移動する。
2) Object B (操縦桿) の Pivot を、Object A の Pivotに
目検で合せる。 上図は、合せた状態です。
これで、回転の中心点が揃います。
コントロールスティックのアニメーション
2009/4/15
改訂 2019/2/25
gmax for FS2004/CFS2 /FSX
コントロールスティック(操縦桿)は、前後左右に動きます。
これを可能にする方法です。
FSX (FS2004) の場合
１．各 Object を作成して名前をつける
各 Object は、下図のように 鉛直方向に配置する。
中立軸が傾いていれば、その状態とする。
1)パーツ識別用の Object (contorol_stick) (Dummy Object)(祖父)
2)前後用の Object A (lever_stick_fore_aft_xx)
小さな立方体(親)
3)左右用の Object B (lever_stick_l_r_xx)
操縦桿(子)
lever_stick_fore_aft と lever_stick_l_r は、アニメーション用の
名前ですのでこれ以外の名前はダメです。
末尾のsuffix (_01等)はＯＫ。
FSX の場合は、名前に制限がありません。 ただし、FS Tools
での設定が必要 （lever_stick_fore_aft ・ lever_stick_l_r を選択)
（修正 名前の制限について tire_still
と tire_blurred は名前を
変えると表示されなくなります）
かならず、一度 Object ごとに Editable Mesh にしてから、
Reset XForm を 実施してください。
[Utilities]→[Reset XForm]→[Reset Selected]
２．Pivot の移動
left Viewです。
1) Object A (小立方体) の Pivot を、中心に移動する。
2) Object B (操縦桿) の Pivot を、Object A の Pivotに
目検で合せる。 上図は、合せた状態です。
これで、回転の中心点が揃います。
３．リンクの設定
以下の例のように、リンクする。
例)
control_stick (Dummy Object) ダミー(祖父)
----lever_stick_fore_aft_01 小立方体(親) A
----lever_stick_l_r_01 操縦桿(子) B
４．アニメーションの設定
キーフレームは、0～100 ですが、中立位置の50も設定すれば、
手の位置との関係が確立します。 外部視点では Animation を
しないで、固定したほうが自然です。 またVC視点の場合は、どこが
中立位置かは、ほとんど目では判断ができません。
1) 小立方体Ａ(親)を選択して前後にRotateするアニメーションを
設定する。 この時、子の操縦桿もリンクにより連動します。
事前に前・中立・後ろの数値位置を確認しておいて、 Ｒｏｔａｔｅ の
リハーサルをしておく。 (数値位置は、ツールバー → Rotate の
をクリックして、その位置で右クリックで表がでます。）
FSX の場合は、アニメーションの前に FS Tools で定義を
しておく。 (他の項を参照)
キーフレーム 0 (前) → 50 (中立) → 100 (後)
2) 操縦桿Ｂ(子)を選択して左右にRotateするアニメーションを
設定をする。 角度確認は、上記と同じ。
スタートは、1)により前に出た状態からになります。
FSX の場合も上記に準じ先に Animation Tool の設定をして
おく。
キーフレーム 0 (左前) → 50 (中立) → 100 (右後)
アニメーションの設定は、このサイトの
[Tips]
→[Gear Oleo のキーフレーム設定]
→[CFS2 Gear Animation]
を、参照してください。
結果を Top View でアニメーションすると、操縦桿が
左上から右下に動く。 これが正常です。
Export して FS 上でスティックを動かし、確認してください。
CFS2 の場合
キーフレーム設定は、行いません。 しても無視されます。
１．各 Object を作成して名前をつける
1) パーツ識別用の Object (contorol_stick_xx) (Dummy Object)(祖父)
2) 前後用の Object A (l_elevator_xx)
小さな立方体(親)
3) 左右用の Object B (l_aileron_xx)
操縦桿(子)
リンクは、以下のように
contorol_stick_xx
l_elevator_xx
l_aileron_xx
xx は、数字 （例 02）
かならず、一度 Object ごとに Editable Mesh にしてから、
Reset XForm を 実施してください。
[Utilities]→[Reset XForm]→[Reset Selected]
２．Pivot の移動
FSX の説明と同じ。
３．Pivot の回転
イ） スティックの前後（エレベター）設定
デフォールトのままですと、スティックの前後が逆になりますので、
下図により Pivot を180°左回転させます。
l_elevator_xx をクリックしてアクティブに
右パネルの Hierarchy をクリック
Affect Pivot Only をクリック
上部ツールバーで Select and Rotate をクリック
回転アイコンを Pivot に合わせて左回転させる
下部の小窓 Z の数値をを見ながら180°になるまで回転させる
Top View
ロ） スティックの左右（エルロン）設定
デフォールトのままですと、スティックを左右に振っても、前後に動いてしまいますので、
下図により Pivot を90°左回転させます。
l_aileron_xx をクリックしてアクティブに
以下上記イ）と同じ ただし、回転は90°左回転とする
Top View
追記
CFS2 ラダーペダルの設定
Pivot を中心軸に置いて、オブジェクト名を rudder_xx とするだけです。
キーフレームアニメーションは不要です。少し回転しすぎる感があります。
以上、ですが CFS2 の場合は、移動範囲を数値で設定できません。
セクション [Airplane_Geometry] で設定できるようなことが書いてある
海外サイトがありますが、そもそもこのセクションは CFS2 にはありません。
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