gmax VCモデルの作成
2009年3月
2010年2月修正
ＦＤＳＤ サイトのチュートリアルを参考にして記述。
(自身は、今までこれと異なる方法で行っていた。 検証したが
この方法のほうが、良好です。）
パーツが少ない場合には、こんな面倒をする必要がないですが、
パーツが多くなると、混乱せずに極めて短時間に作成できます。
基本的には、全てのパーツが完成した状態からスタートする。
画像は、説明用に３パーツしかありません。
Ａ 'exterior'cubeの作成
ａ)方法１ 見えないObject を作成
１ 小さい立法体 (object) を作成し、'exterior' と名前を付ける。
２ Reset X-Form で Reset 。続いて Hierarchy で Scale を
Reset する。
３ Editable Mesh として Resave する。
→(Convert to Editable Mesh に入って、抜ければ良いのか？)
４ 見えない (invisible) Material を作成して 'exterior' cube に
apply する。 →Material Editor のopacity を０にする。
ｂ）方法２（推奨） Dummy Object を作成
１ Creat Tab → Helpesrs → Dummy
マウスでクリックしてドラッグで立方体を作る
２ 初期名は、Dummy01 なので Name & Color で exterior と
リネーム
３ 大きさの調整は、 Uniform Scale でする。
４ Reset X-Form で Reset 。続いて Hierarchy で Scale を
Reset する。
5 位置は、ＸＹＺ 0 , 0 , 0 近辺とする
Ｂ 'exterior'cube の hierarchy を作成
１ パーツの末尾はアンダースコアー＋０１を付加することを、習慣付け
てください。 後の無用な混乱が避けられますので、この段階で
修正をしておく。
２ 全てのパーツを 'Exterior' の下に置く。 →link を使用。
この場合注意することは、下に階層を持っているパーツも
選択して link すると、下の階層も親の階層と同一のレベルに
link されてしまいます。 選択から外すと階層を保ったまま、
link されます。 ( link を解除する場合も、同様となります）
下の画像で説明しますと、 l_tire_01 を link の対象から
外しておいて link しますと、自動的に l_gear_01-- l_tire_01
の階層を保ったまま、 link されます。
この画像の内容は上記の説明用のみです。以下の画像とは、切り離して考えてください。
３ Select by Name で Select Objects ウィンドウを開き
Display Subtree にチェックを入れと階層表示される。
４ 同ウィンドウで、最左に 'exterior' が有り、各パーツがその下に
あることを確認する。
Ｃ 'interior'cubeの作成
１ 'Exterior' のみを選択しをコピー (clone) をして、それを 'interior'
と名前を付ける。
２ 念のため、前出の Ａの２ を実行する。
３ Reset X-Form で Reset 。続いて Hierarchy で Scale を
Reset する。
４ exterior cube に位置を合わせる。
Ｄ 'exterior'のパーツから'interior'のパーツを作成
１ Select Objects ウィンドウで、全てのパーツを選択する。
ただし、'interior'と'exterior' を CTRL+クリックで除く。
２ そして、コピー (clone) する。
Select Objects ウィンドウで見ると、 'exterior'の下にclone が
反転色となって表示される。また、末尾の番号が次番号になる。
一般的には、 02 となりこれが 'interior' のパーツとなっていく。
<<'exterior'とそれの元パーツを一旦隠す>>
３ invert をクリックすると、 'exterior' とその下の元パーツと
'interior' が反転となる。
４ 'interior' のみを反転表示から除外する。→ CTRL+クリック で
５ Select をクリックしてウィンドウを抜ける。
６ 画面上で右クリックして、'Hide Selection' を選択し、表示させない。
<<'interior' 用パーツを 'interior' に link する>>
７ Select Objects ウィンドウで全てのパーツ ('exterior'(非表示)の下にある）
をSelect する。
ただし、階層を持つパーツは前出の注意事項（Bの２）により、下の階層は
Select から除外する。
'interior' は、 linsk 先なので 除外する。
８ そして、これらを 'interior' に link する。
Ｅ 全体を表示して確認
１ メイン画面で右クリックして 'Unhide All' を選択。
２ Select Objects ウィンドウで 階層を確認する。
最左に 'exterior' と 'interior' があって、その下に各パーツがあれば
良し。
Ｆ ＶＣでの不要パーツを削除
１ パイロットから見えないパーツは削除して、PC への負担を軽くする。
Ｇ ＬＯＤの設定
最初は、FS を実行した時に、VC 画面でどのように表示されかのかを検証
する必要があるので LOD の設定はしない。 → 次のコンパイルへ
。 (全ての不具合が解消されてから、 LOD の設定に入る。)
階層は次のようになる。
interior---インテリアのパーツ
exterior---XX_LOD_nnn---各パーツ
---XX_LOD_mmm---各パーツ
詳細は、省略
F コンパイル
１ Export
ファイルの種類を Flightsim Aircraft Object(*.MDL)
して、ファイル名を入力。
保存をクリック。 これでコンパイルされる。